イタリア・ミラノで「サルトリア CRESENT」代表の河合聡輝氏(36、大阪出身)に聞く

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イタリア・ミラノで「サルトリア CRESENT」代表の河合聡輝氏(36、大阪出身)に聞く

河合アトリエ_web2013年、ミラノで日本人テーラーとして「サルトリア CRESENT」を立ち上げた河合聡輝(かわい さとき)氏(36、東大阪市出身)。大阪外国語大学時代からテーラーに強い関心を持ち、卒業後、英国サヴィル・ロウを見聞。帰国後、日本の縫製工場を経て、2005年イタリアへ。コロンボ、カラチェニで修業し、サルト(テーラー)の技術を学び、独立した。顧客の7割が日本人とし、年に34回日本での受注会を行っている。将来は日本に戻り、テーラーとしての活動、飛躍を目指していると語る。イタリアの洋服づくり、河合氏が仕立てる洋服など、現状を踏まえ、具体的なテクニックなども聞いた。(文・写真=JUNKO MORI、ローマ在住)

――テーラーを目指した動機、きっかけについて
河合 大学進学以前から、テーラー職人というものについて強い関心を持っていました。大阪外国語大学では、サヴィル・ロウでの修行を視野に英語を専攻していましたが、ミラノでの修行も考えて副専攻語として、イタリア語を専攻していました。卒業後、ロンドンに語学留学という名目で赴き、テーラーを周り、見聞を広めました。3か月の滞在の後、帰国すると縁あって、国内の縫製工場に入社。受付事務としての仕事をしながら、就業時間外に、職人から、1年余り、縫製を学び、20052月にイタリア・ミラノに行くことを決意しました。(詳細はVol80に掲載)


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