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既製服の生産の8割以上が海外。2012 年のデータを見ると、輸入が966 万着、国内生産が190 万着となっている。このうち、輸入スーツの681 万着、約7 割が中国生産、または中国経由で輸入されている。FOB 価格で1着平均5,414 円。イタリア製では46,237円となっている。(通関統計)

【1998年(平成10年)に輸入量が国産を追い抜く】

 ちなみに、国産スーツは1998 年で815 万着あったのが、1999 年には462 万着となり、輸入が572 万着で、この年にはじめて輸入スーツが国産スーツを逆転した。2001 年には輸入スーツが1000万着に達し、一気に中国生産が加速した。

 ザ・ウールマーク・カンパニーがスーツの消費量割合を2002 年まで調査していたが、それによると、2002 年は既製服が78.5%、イージーオーダー(パターンオーダー含む)19.8%、注文洋服が2.6%となっていた。現在では推計となるが、既製服が76%、イージー関連が23%、注文洋服は1%と分析されている。

 実際のスーツ消費量は

 2012 年の1,156 万着の供給量(輸入・国産)は消費量ではない。既製服の場合、仕入れの約4 割~ 5 割が消化率で、残りは在庫処分となるからだ。そこで、日本でスーツは実際、どれくらい売れているのかということを考えると。

 洋服のあおやまが年間スーツ販売着数180 万~ 200 万着でトップ。続く大手(はるやま、アオキ、コナカ等)で約200 万着とされており、量販大手が約400 万着を占める。イージー関連は縫製工場筋への聞き取り調査から分析して、約70 ~ 80 万着。国内生産は先の数字で190 万着と出ているので、7 割消化したとして125 万着ほど。したがって、輸入966万着の5割消化で483万着、これに国産既製服125万着+EO・POの80万着=合計688万着と推計できる。ちなみに、注文洋服(ハンドメード)はどうだろうか。消費量の0.5%と見て、3万5千着~4万着と知ることができる。あくまで手縫い(一人縫い職人)に限定してのことである。

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