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広い視野で技術を教える

指導する岡本富一代表(左)

指導する岡本富一代表(左)

現役のパタンナー、デザイナー、レディス経験者はじめ、テーラーの基礎技術を習得しスキルアップを目指す、さらにはまったくの未経験者など、〝初歩からプロまで〟多彩な生徒を教える「オカモトデザインシステム」(大阪、岡本富一代表)は昼間2部で授業を行う。オーダー業界の市場、現状を分析、提示しながら、現在のニーズにアレンジし、できるだけ製品に近づける、理論に基づいたスキルを養成するのが岡本流の指導である。アパレルから独立して成功しているケース、大手百貨店オーダーサロンの中核となって活躍している教え子など、多くは実践に入って、習得した技術を発揮している。

「私がひとりで教えているから、生徒は混乱することなく、短期間で自分のものにできるようになる。基礎をしっかり教え、それをベースに、自分の洋服を作り上げる。その過程で、芯、肩パッド、クセ取りのアイロンワークなど、個々の疑問に答えを出していく。自分で思うようにやってもらう教え方を進めている」と岡本氏。

岡本氏はテーラー業界の大御所、故杉山静枝氏の技術、指導を継承し、〝後進を育てる〟ことに徹して50年以上。教えることのノウハウは、学んだ生徒が高く評価している。その指導は、1着の注文洋服にとどまらず、技術を職業レベルにまで引き上げる。常に、生徒が仕事=生活を確立できるように、洋服に対する取り組み、考え方についても教えている。たとえば、既製服などの縫製工場でも対応、活躍できるモノづくりを視野に入れている。

「私の海外(台湾、中国など)での工場指導経験をベースに、企業が求める人材にも対応できるよう指導している。注文洋服に固執せず、柔軟に技術を発揮してもらいたい」と言うのが岡本流でもある。生徒からは「理論的なので、非常にわかりやすい」「短期間で多くのことを学ぶことができている。レディスにも生かせる縫製技術は素晴らしい」「パターン、製図のグラデーションなど、その方法は的確で有益です」などの感想を聞く。

メーカーに勤めながら夜間の授業を受ける、昼間アルバイトをしながら通っているなど、教室では4~5人が熱心に学んでいる。問い合わせは個人に限らず企業からの派遣も少なくない。

オカモトデザインシステムは大阪市中央区東高麗橋2-31、電話06-6943-4014まで。

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