Bespoke News

2019年春夏のメンズトレンドを発信する「第94回ピッティ ウオモ展」が6月12日からイタリア・フィレンツェで開催され、世界から3万人以上が来場した。うち、バイヤーは19,100人と発表され、ドイツが922人で最も多かった。日本は757人、2位であった。ピッティ・ウオモ展は素材展(ミラノ ウニカ)で発信されたテキスタイルを製品にして、次のシーズンへのトレンドをさまざまな企画を通して世界に発信するというもので、日本でもピッティから得る情報がアパレルなどメーカーにとって重要な位置を占めている。なお、今回の国別バイヤー来場数は右表の通りとなっている。
来春夏のメンズファッションの大きな流れをクラシックトレンドでみてみると、素材での提案が一つのポイントになっている。
全般には、ネイビー中心にコーディネートされていたファッションカラーが、ベージュ、ブラウンへのシフトが顕著になってきている。カジュアルがサファリ―調に進化し、アクティブ&スポーティーな流れが見えてきている。タウン~アーバン、トラベル~アドベンチャーへ、ワイルドで闊達な男のファッションがトレンドの一つと言えるだろう。
上着はダブルの台頭が継続し、クラシックでは衿はワイドラペルが目立つ。2つボタン主流も、70年代ファッションに見られる3つボタン段返りもここにきて復活傾向にあるようだ。
ボトム(パンツ)はタイトが継続している。裾巾18~19㎝、超スリムでは17㎝というケースも見られる。ワンタックを入れて、ワタリ巾にゆとりを求めた、ゆったり感も注目。シニアがスリムなオシャレを楽しめるシルエットである。
素材がポイントになる。綿(コットン)、ウール、シルクの混紡などだが、シルクなどは洗いをかけて、表面効果でカジュアルな表情を追求したもの。織りで立体感を出した、3D効果など。涼しさ、風通しの良さ、軽さ、清涼感を考えた織りが重要になっている。柄は大きなチェック、ウインドペーンだが、その変化はさまざまである。差し色(オレンジ、黄色など)を使ったストライプ、織り柄、シェード効果ストライプなど、アクティブな進化が特徴となっている。

関連記事

Comment

  • トラックバックは利用できません。
  • コメント (0)
  1. コメントはありません。

コメントするためには、 ログイン してください。

バックナンバー
ファッショントレンド
DVD

ログインステータス

You are not logged in.