1997年消費税5%時の百貨店紳士服の動き(3月ー12月)

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1997年消費税5%時の百貨店紳士服の動き(3月ー12月)

消費税が3%から5%にアップした1997年(平成9年)の4月の百貨店販売額は大きく落ち込んだ。日本百貨店協会がまとめた当時の紳士服・洋品の伸び率をみると、消費税前の3月の需要は全国で前年比+24.0%と、駆け込み需要が如実に現れた。東京では+23.9%、大阪+18.5%、名古屋29.6%と、主要都市は大幅増で推移した。ところが、4月にその反動がみられ、全国で-14.5%、東京-13.7%、大阪-18.0%、名古屋-15.8%と大幅に落ち込んだ(下グラフ参照)。東京、大阪では7月まで前年を下回り、東京は8月、9月でプラスに転じたが、後半の10月から12月まで再び前年割れとなっている。増税後の12月までの9か月は、消費者の買い控えの影響が大きく業績を圧迫するなど、メーカー、小売業者には試練の1年になった。(詳細はビスポークニュースVol.64)

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